沖縄をクラウドアイランド化!



 沖縄はこれまで、日本本土から遠く離れている地理的特性から、国内企業にとって同時罹災リスクの低いバックアップ拠点として注目されてきました。そして今、沖縄本島を一つの大きな仮想的なクラウドデータセンターとする構想が進行中です。
 具体的には、沖縄県が現在建設中の公設民営のデータセンターで、20151月に共同利用を開始予定の「沖縄クラウドデータセンター(仮称)」と、同センター及び県内主要データセンターとIT津梁パークを相互に接続する「沖縄クラウドネットワーク」、「クラウド共通基盤」から構成されており、沖縄から香港のIXに直結する高速回線接続サービス「沖縄GIX」経由でアジア各国とも直接つながっています。
 特筆すべきは、このプロジェクトに関連してSDNSoftware-Defined
Networking
)やクラウドコンピューティング技術に関する研究機関「一般社団法人沖縄オープンラボラトリ」が設立されたことです。発起人はNTTコミュニケーションズ、NEC、イイガの3社で、ほかに14社が賛助会員として活動しています。
 今回の取り組みにより、沖縄は従来果たしてきたバックアップ拠点としての役割に加え、新たな高付加価値サービス創出拠点となること、さらにはアジア有数の国際情報通信ハブとして機能することを目指しているのです。
 島全体をクラウドセンターにするなんて発想、なかなか面白いですよね!